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妄想∞すてーたす

∞の現実ネタを取り入れたBL二次小説を創作しております。主にやすば中心ですが、メンバー全員愛してます。

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君への独占欲。∞亮すば

.







「…………おもんない」






不貞腐れてボヤく俺をすばるくんはチラリと見て苦笑した。
でも何も言わない。
すばるくんはいつも通りで、俺はまた息をついた。




「……………」

面白くない。
つまらない。
そう言ったところで仕方がないなんてことは分かり切ってる。
俺がワガママ言おうと仕事は仕事。
すばるくんは何食わぬ顔で俺のいない生活を送るんや。





………狩(仮)のメンバーとの共同生活。





いくら罰ゲームや言うても…24時間も一緒とかないやろ。

DVD特典やからってやりすぎやで。
もー、ほんま。
いやや。




「しゃーないやろ、仕事やねんから」

「…分かってる」



しゃーないことも。
仕事やってことも、分かってる。
嫌なくらい分かってるから余計にイライラする。
何で俺がこんな想いせなあかんの。
考えたくもないのに。
こんなに嫌やと思うなんて。

どうしようもない気持ちがイライラを膨らませる。




「亮…」

「ごめん。すばるくんが悪い訳やないのに」


困った顔せんといて。
俺がこんなんやから、すばるくんが悲しい思いしてしまう。
そんな俺も、いやや。

ごめん。
子供すぎてごめん。
あー、もー、めっちゃ情けない。




俯いて唇を尖らせる。
見られないように目も合わさずに、俺はひたすら足元を見つめた。





そんな俺に寄り掛かる背中が温かくて、俺の視界はうっすらとボヤける。
軽くて、小さい背中なのに、どうしてこんなにも心地いいんやろう。


「アホやなあ、亮は…」

「ん。…いつまでたっても子供やねん、俺」

「しっかり者なんかよう分からんもんなあ」

「…すばるくんには言われたないけど」



笑う振動も心地いい。
背中から伝わるその温もりを確かめるように更に凭れ掛かる。
そんな俺を支えるように動かないすばるくんの優しさに、俺はいつだって甘えてしまうんや。




「俺は…亮よりも年上やから」

「それ、関係あるん?そんなん言うたら横山くんかって年上やで?」

「それは遠回しにヨコのこと馬鹿にしとるやろ?」

「えー、…バレた?」



笑ってまう。
俺までその笑顔に吊られて、結局何に悩んどったか分からんようなる。

でも、やっぱり思い出したら気分は悪い訳で…
はああ、と大きなため息もついてまう。




「まだ気にしとるん?」

「しとるよ!だって嫌ややもん!いくら考えても辛いわ」

「言うても狩のメンバーやで?何もないやん」

「何もなくても…何か芽生えるかもやん!」

「いや、ないやろ」



はっきり否定されて「いや、だって」とかどもってまう。
だって、すばるくんホンマに鈍感やし、分かってないんやろうけど…
すばるくんはホンマに色気とか、なんやそういうの、だだ漏れやねんもん。


まあ、それに惚れてる一番の気持ち悪い奴は百歩譲って…
いや、誇ってもいいわ。
一番気持ち悪いのは俺や!


でもな。
そんな俺が惚れるすばるくんと、24時間も生活しとったら俺みたいな奴が増えるに決まっとるやろ。
それが心配で仕方ない。
いくらメンバーでもすばるくんに何かあったら俺我慢できひんで。


「なあ!すばるくんその色気どうにかしてーや」

「ごめん、亮ほんまに気持ち悪いわ」

「だって……」

「?」

「か、可愛すぎるねん」



意味わからんわ!ってすばるくんの目が訴えてる。
分からんことないやん。そのまんまやん。って俺の目は伝えようとしてる。
けど、すばるくんは恥ずかしいのか勢い良く立ち上がって俺を見下ろしてた。

顔真っ赤にして、ほんま可愛い。

あー
なんでそんな反応できんの?
いつも下ネタパレードのすばるくんが俺の前でだけ見せるその姿が可愛すぎて、俺は少しだけ心が満たされていく。




「すばるくん…」

「…な、なんや!?」

「仕事やし、しゃーないし、腹括るけど………」



俺も立ち上がってすばるくんを見下ろす。
若干上目遣いのすばるくんに苦笑いして、頭をぽんと撫でてやる。
そんな俺の手を払い除けることもなく、そのまんまの大人しいすばるくんに顔を近づける。



「お願いやから、そういう顔はせんとってな」





そう言うて顔を離し、微笑んでやる。
アイドルさながらの笑顔ですばるくんにおねだり。
困ったままのすばるくんに笑ったまんまで俺はもう少し続けた。




「やないと、心配ですばるくんのこと襲いに行ってまいそうや」





悪戯っぽく舌を出してやれば、すばるくんは分かりやすく驚いて慌てていた。
顔は相変わらずの真っ赤のままで、頬っぺたとかおでことかあたふたと抑えている。



…可愛い。

でも、すばるくんそこやないよ。




「………………」




ちゅ。
わざとらしくリップ音を立てて唇にキスをする。
抑えてたおでこや頬なんか今は興味ない。あるのはその可愛らしい口だけやで。

顔を離すと目の前いっぱいにすばるくんがいて、俺は優しい気持ちになれる。
慌てるすばるくんはホンマにどうしようもないくらい可愛くて、このまま抱き締めたら危ないやろなー、って残りの理性がなんとか働く。



「おまっ……ここは、あかんやろ」

「誰も見てへんって。てゆか見られてるなら別に見られてても…」

「あかん!関ジャニ∞みんなそんなんか!って思われるで」

「みんなそんな感じやし大丈夫やって」




そうや。
みんなそうやんか。
俺のすばるくんやのに、みんな隙あらば狙ってる。
同じメンバーやからこその脅威。
だってすばるくんメンバーには甘いし、何より大好きやし。
俺がおらんとこでそういう雰囲気になられたら守れへんし。


だからこうやって、すばるくんに気をつけてもらうしかないんや。




「すばるくん」

「…なに?」

「誰にも触らせんといてな」

「……当たり前やろ」

「ちゃんとガードしなあかんで?」

「俺かて男や」



えー。
男やけど、そんな可愛らしい感じで男って言われてもなあ。
信用してないわけじゃないけど、しきれへんというか。
まあ、とにかく心配やんか。




「……釘は打つけど」

「え?」

「あー、ちゃうちゃう。こっちの話。やからすばるくんは何も気にせんとって」




不思議そうに首傾げて、それでも納得したのかわけも分からず頷くすばるくん。
俺の言うこと全部守ろうと必死なすばるくんはほんまに真面目な人間やってことを証明してくれる。


でも生憎、俺の性格は真面目であってもまっすぐ過ぎることはないから、そういう面では似てなくて余計に惹かれる。

すばるくんのまっすぐ過ぎて不器用な性格は愛おしくも思える。




「とりあえず……」

「?」

「その共同生活、邪m………じゃなくて、茶々は入れにいくから楽しみにしてて」

「は?亮くんの?」

「当たり前やんか。すばるくん1人にするわけないやん」



目をぱちりと二度ほど開いたすばるくんに微笑みかける。
あたかも自然に、まるでそれが当たり前かのように約束する。



「俺も楽しみたいしなあ、お題とか…出してもいいんよな?」

「いや、それは、もうええんちゃう?」



嫌そうに目を逸らしたすばるくんに俺はニヤリと笑いかける。




「えー、どうしよっかなあ。だって罰ゲームやし……」

「………性悪すぎやぞ」



睨まれては悲しいのでこのくらいにしておこう。
すばるくんの頭を撫でて優しく笑ってやる。
すると、安心したのか和らいだ表情に俺も幸せな気持ちになった。




俺にだけ見せてくれるその表情を、共同生活の中で見せるのかと思うと面白くない。
けれど、いくらこの可愛らしい素顔を見たところですばるくんはもう俺のもんやから。
誰がどうこうしようと渡す気はないし、取られる気もない。

だから大丈夫。
今はすばるくん信じてその日を楽しみにするしかない。





「すばるくん。共同生活楽しんでや」

「え?………ええの?」

「まあ、よう考えたらこれはこれでおもろいかな?って」




そう伝えて俺はその日を楽しみに過ごすことにした。
待ち遠しいと、心から思いながら。

戸惑うすばるくんに大人の余裕を見せて、
他のメンバーにはすばるくんを諦めてもらうつもりで、
俺もその共同生活に茶々を入れる1人として参加しようと思う。



やから
覚悟しといてや、すばるくん。
俺の独占欲の強さはこんなもんじゃないから。
すばるくんのことどれだけ好きか、
ここで披露してあげるから。

俺の全てを受け止めてほしい。




「楽しみやなあ」

「……言うてることめちゃくちゃや」



呆れて笑うすばるくんに、
俺も最大級の笑顔を返した。




end
とりあえず終わる。
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  1. 2014/02/06(木) 01:51:41|
  2. 亮すば
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