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妄想∞すてーたす

∞の現実ネタを取り入れたBL二次小説を創作しております。主にやすば中心ですが、メンバー全員愛してます。

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そのままの君が好き∞横すば

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「………好きだ」


「あー、みかんなあ、いい曲やんなあ」


「…っお前が!」


「………あ」
「…横ちょ?」
「何言うてんの?この人…」







ほんまに、何言うてるんやろ、俺。
あんな大勢のファンの前で。
いくら歌が上手かって、なんや感極まって、気持ちを素直に吐き出してもうたにしても…
あれは若いからとはいえ素直すぎるやろ。


あのすばるの呆れたような苦笑い。
ヤスの、うわあ~横ちょ~ってゆう哀れみの目。


俺も流石に心が折れそうやったで。




みかんってゆう俺ら三兄弟の歌が良すぎたんは確かやし。
それを歌ってるすばるをカッコいいと思ったんも確かやけど。

好きや、って気持ちはもうずっと前から持ち合わせてる気持ちで、なんやあの場所、あのタイミングで告白してしまった。

裏で聞いてたヒナにはさっき静かに慰められた。
「どんまい、ヨコ。あれじゃすばるには伝わらんよ」
「………おう。そんなもん言われんでも分かってる」

慰められたことで一層情けなさがこみ上げてきた。
はあ、と息をついて顔をあげると、隣にすばるがドカッと座る。
俺は少しだけびっくりして隣を横目で見やった。


「おつかれ」
「……お、おう」


すばるはこちらを見ないまま目の前の水を飲み干した。
相変わらず男前なあの顔は真っ直ぐ前を見たまんまで、俺はこんな時でも見惚れてしまう。


カッコええなあ。綺麗やなあ。って。



そして、二人の間に沈黙だけが流れる。
時計の秒針の音がやけに頭に響いて、俺もまた目の前の水に口をつけた。


いくら待っても話す気配すらないすばるに、俺は勇気を振り絞って話しかける。
いつも通り。
いつも通りで話せばすばるだって普通に接してくれるやろ。


「す、すばるBANDもやっぱカッコええよな!ほら、楽器できるって凄いわ」
「…………」
「俺は何も出来んからさ。喋るんが取り柄のアイドルってカッコ悪いやろ?」


すばるが俺の言葉に反応してくれる気配もなく、俺は必死になって話題を探す。
そんな一生懸命な俺をチラリと見たすばるは小さく笑みを零した。


「……笑った。すばる」
「はあ?俺かって笑うやろ」
「そ、うやねんけど。なんかいつもよりいい笑顔やった気が……」



また眉間にシワがよる。
それやない。
俺が求めてるすばるはそのすばるやない。

もっと自然体なすばるが好きなんや。

歌ってる時も。
笑ってる時も。
怒ってる時も。
俺とおる時も。

自然体なすばるが何より素敵やと思う。


「すばるはホンマにカッコええなあ」


黙ったまんまのすばるに独り言のように話しかける。
そんな俺の言葉を聞いてるのかいないのかすばるの態度はいっこうに変わらない。
それでも、隣に座ったまんま離れようとせんのは懐いてくれとる証拠なんかな。







「十分、やろ」

そんな矢先に口を開いたのは意外にもすばるで、俺はすぐに隣を見やる。


「喋れるアイドル。なかなか居らんで。俺が知っとる中で喋れるアイドルってヒナかヨコくらいや」




うわ。
なんや口開いたと思ったらまた俺の心が揺さぶられる。
凛としたその声に乗せられた言葉はいつでも真っ直ぐ心に突き刺さる。
嬉しくて、まるで調子にのってしまいそうなくらい。


「むしろ喋りだけのアイドルとか上等やん。カッコええよ、ヨコも」

「お、おう。なんや照れるな」

「色んなもんに挑戦して中途半端にしか出来んのやったら、ひとつのこと極めてる方がカッコええやろ?少なくとも、俺はそう思う」


そんなことハッキリ言えるすばるの方が誰よりもカッコええって気付いてんのかな?
気付いてへんやろなあ。
これ全部、自然体でやってることねんから。

ほんま怖いくらい魅力的やわ。



「ありがとう、すばる」

「何が?」

「いつも。お前には助けられてばっかりやわ」



ポンとすばるの頭に手を乗せて笑う。
そんな俺にすばるは目を丸くしてすぐ逸らしてしまった。


「なんやねんっ。別に…俺は」
「あ、照れてるん?すばる」
「……うっさい」



ほんま口の聞き方は相変わらずやけど、そんなとこは可愛いと思ってまうんやから、それもまたすばるの魅力やね。

いつもはあんなカッコええのに。
ちょっとしたことでムキになって突っかかってくる。
そういうとこは年齢よりも幼くて可愛い。


「なあ、すばる」
「…………ん?」

そっぽ向いたまま返事するんは恥ずかしいからかな。
俺は気にせずそのまま話を続ける。






「やっぱ好きや」
「…………………みかんが?」


「…いや、お前が」



俺の言葉に頬を赤くしたすばるは服の袖で口元を隠す。
隠してるけど目はいつもより優しくて、俺はそんな様子に満足してしまった。



「すばるは?俺のこと……」
「知らん」


ハッキリと言葉を遮られたけど、俺は笑ってしまった。
だって、その恥ずかしそうな笑顔は…




俺の大好きないつもすばるやったから。



end
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  1. 2013/10/02(水) 06:22:17|
  2. 横すば
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