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妄想∞すてーたす

∞の現実ネタを取り入れたBL二次小説を創作しております。主にやすば中心ですが、メンバー全員愛してます。

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幸せって?∞やすば

「ヤス、幸せそうやなあ」

「えー?そうかなあ?まあ、幸せやしなあ。そう見えるんかも」


嬉しそうな顔。
ふにゃりと笑ったヤスは幸せオーラを纏いながら首を傾げる。

ほんまに。
幸せそうで、見てるこっちまで幸せになれそうや。


「すばるくんとは順調なん?」
「見たら分かるやろ?幸せそうに見えるってことは、そーゆーことや」

自信満々に言い放ったヤスに思わず呆れてしまう。
幸せそうに見えるイコール順調やと汲み取れってことか。
まあ、理論的にはあってるんやけど。
なんやめんどくさい返しやなあ。


「そーゆー大倉は?」
「は、何が?」
「幸せ?」


なんやの、急に。
興味あんのか無いのか、よく分からんトーンで聞いてくる。
たぶん興味ってゆうのはないな。
頭の中はすばるくんでいっぱいって感じやし、これを真剣に答えたとこで結局惚気とかに変わりそうな気がする。もちろんヤスの惚気。


「俺も幸せやで。みんなおるからな」
「……そやな!みんな居ってくれるだけで幸せやんな」

元気いっぱいで返されて思わず笑ってしまう。
なんやねんな。
自分はすばるくんさえ居たら、みたいな雰囲気でよう言うわ。



「あとは、ヤスとすばるくんが仲良しやったら幸せかな」
「何それ、素直に喜んでええの?」
「喜んでーや。こんなこと滅多に言わんよ」


そっか。それもそうやな。
納得したように笑う無邪気さがむず痒くて思わず苦笑してしまう。
悪気はないんやろうけど、その幸せオーラが羨ましすぎてため息ついてまいそうや。





………………………………………






「すばる」
「…………なん?」

隣同士で座ったまんま、ずっと沈黙。
でもお互いに落ち着くからかそのまんましたい事してる感じ。
すばるはゲームしてて、俺は携帯と睨めっこ。
こんなこと日常茶飯事やし、気にする事ではないんやけど、なんや、今日はやたらその沈黙が居た堪れない気持ちになってしまう。
だから、とってつけたように名前呼んでしもたんやけど。



「あんなあ…別にこれといって何もないんやけどなあ」
「……意味わからん。ヨコ頭おかしなったんちゃうか?」
「アホか、お前よりはマシじゃ」

減らず口を。
そう言いかけて飲み込む。
名前呼んで振り向かせたのは俺やねんから、その責任はとらなあかん。
でも。
かといって何を今更話せっちゅーねん。


「いやー、まあ。その、あれやん」
「さすがにその感じは付き合い長くても分からんわ」
「やな。それは俺が悪かった」
「で?なんやねん。何か聞きたい事でもあった?」
「うーん。そうやね。……その、最近…ヤスとはどうなん?」



聞いてもうた。
ヤス、ってゆう名前を口にした途端こっちがなんや恥ずかしなったわ。
いたって普通のすばるは俺を怪訝な顔して見つめたまま首を傾げる。


「それ、聞いてどうするん?」
「いや、聞くくらいええやんか」
「……別に普通や」
「普通って?順調ってこと?」
「そうなんちゃう?わからへん」


照れ隠しか、いつもよりツンとした言い方で突き放されてしまった。
でも。
すばるの普通は、何もないってことやから、幸せやっちゅーことやな。
そこは付き合い長いから、さすがに分かってまうで。


「順調やってことにしとくわ」
「勝手にせえ」


はいはい。
呆れたように笑う俺をすばるは睨んで来る。
なんも悪いことしてないと思うんやけどなあ。
困ったように手をあげてみればすばるはまた何もなかったかのようにゲームに没頭し出す。
俺もすばるから目を逸らし手元の携帯を見たとき、ちょうど噂になっとったヤスからメールが届いた。


………。

「あー、もー、なんやねんな!」

「は?ヨコ大丈夫?やっぱおかしいんとちゃう?」




そのメールを見て俺は思わず叫んでしまう。
原因であるヤスはこちらをチラリと見ようともせず、目の前の大倉と無邪気に戯れたままで、俺はやりようのない視線をもう一度携帯に向ける。





【あんまり俺のすばる君イジメんとってな!渋やん可愛いからっていくら横ちょでも許さんで!】



開かれたままのメール画面にはヤスからの脅迫的な内容。
あー、はいはい。
まったく興味ないから勝手にしてくれ。
いくらすばると付き合い長くても、男相手に可愛いとか思わんよ。
安心しろ、と言いたいがなんや言われっぱなしなんも釈然としないので………




「ヤス!すばるがお前と居れて幸せや言うとんで!!」


「…………は?誰が!!?」




俺の言葉に勢いよく反応したのはヤスだけじゃなく、隣のすばるも同じで、慌てたように俺に向き直る。

恥ずかしいのかヤスの方は見ようともせず、ただひたすら俺を睨んでる。
怖いなあ。


「ほんまに!?すばるくんほんま?」

「は!?言うてへんわ!いや、違くて……幸せやないとかやないけど!おい、ヨコ!!」




慌てるすばると嬉しそうなヤス。
そんな2人を微笑ましく見守る俺らメンバー。
これが関ジャニ∞の日常だというのだから、俺たちはほんとに幸せ者の集まりやと思う。



「平和やなあ」

そう呟いた大倉がスッと立ち上がりこちらに向かって来る。
こちら、というても俺じゃなくてすばるの方やけど。



「すばるくん。ヤスもすばるくんと居れて幸せやあ、言うてたで」


アホみたいな顔してな。
余計な言葉まで付けたして話す大倉にヤスは「ちょ!アホてなんやねん!」て必死で訴えてる。
その姿さえ大倉が言うようにアホ丸出しで俺は思わず笑ってしまった。

そんなヤスの気持ちを伝えられたすばるは何も返せないままで、でも、顔が綻んでるあたりから汲み取ると嬉しいんやろなあ、ってすぐ分かってまう。



「ヤス、あほやん」
「え!?なんで?俺はほんまに幸せやと思ってるから言うただけやんかー!」


口を尖らせてすばるに訴える姿が面白くて思わず笑ってしまう。
そんな俺をすばるは見逃さず、チラリと見ては「何笑っとんねん」と突っ込まれてもうた。




「あー、熱いねえ」
「いやー、ほんまにラブラブでいいですねえ」


大倉と呆れたように笑って、ほんまに平和やなあ、って後ろに凭れる。
凭れたまんま寝れそうで目を瞑ったら耳に騒がしい声が届いた。


「見とったらお前らもだいぶ平和やと思うけどな」


背凭れにだらーんと倒れた状態でその姿を捉えたものだから逆さに見える。
けどその姿を見間違えるはずもなく、視界に捉えて笑ってもうた。



「ヒナも案外平和そうやんか」
「村上くんは常に幸せそうや」


俺と大倉の言葉に、そやな、って返すもんだからまた笑ってしまう。
ほんまに美味しいキャラやわー。


こんな平和で幸せな毎日が一生続けばええなあ。なんて。
きっと誰しもが思ってる事なんやろうけど、改めて神様っちゅーんにお願いしたくなった。



「なあ。今度みんなで御参りとかいこか」
「御参り?」
「そうや。なんでもええからお願いしに行こうや」
「なんでもええんや。でもまあ、たまにはええかもしれんなあ」


楽しそうやなあ。
そう呟いた大倉も幸せそうに微笑んでて、ヒナと目を合わせて笑ってみる。


幸せを幸せやと胸張っていう事は難しいことかもしれん。
小さいことで幸せやと思える人間もいれば、幸せってなんやろう?って考えてまう人間もいるはずや。


そんなことは分かってんのに、俺らは7人ともが幸せやと言えてしまう。

それはほんまに素晴らしいことなんや。

ひとりでも思えてなかったら今の関ジャニ∞ではなかったやろう。
どう転ぶかなんてのは誰も分からん。

でも胸張って幸せや、言える俺らはどんな奴よりも輝いてるって自信がある。

それが俺ら関ジャニ∞や。


生意気や言われようと、幸せか幸せじゃないかは謙虚にできるわけがない。
楽しいことは楽しい。
素直にしか生きれん俺らやから、これからも幸せな俺らの背中を見ていてほしい。

「よっしゃ!ほんじゃ今から行きますか?」
「ええやん!どうせ暇やし行こうや」


俺らの話を聞いてたんか丸が唐突に叫んで、そこに亮まで乗ってきた。
まさかの2人に俺らは呆気にとられて吹き出してもうた。


でも。

「行くんやろー?」
「え、もう行く気満々やねんけど」

ヤスとすばるもそこに乗っかってきて、いこか、って大倉も2人の元へ走って行き

俺もヒナと一歩を踏み出す。




7人そろってワイワイと歩き出す。
騒がしくてヒナに怒られながら。
何も聞いとらん丸はしばかれて。
大倉はお腹すいてきたなあ、とか。
それにヤスとすばるも乗っかって。
亮はさっき食べたとこやん、とか突っ込んでる。

俺はそんなみんなを見ながら笑ってしまう。

ほんまに平和やなあって。
幸せやなあって。
心に染み渡ってくる。
あったかい気持ちになれる。

いつまでも、こんな関ジャニ∞でいられますように。

どうか神様。
俺らを見守ってて下さい。




end
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  1. 2013/05/02(木) 00:27:28|
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