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妄想∞すてーたす

∞の現実ネタを取り入れたBL二次小説を創作しております。主にやすば中心ですが、メンバー全員愛してます。

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魔性の男∞亮すば

分からん。


みんながみんな、あの人のこと大好きです、って全面に出してんのに。
そんな感情まったく汲み取りもせずあの人はいつでも自由に過ごしてる。

そして、今日もまた笑顔で、みんなを翻弄してしまう。


……ああ、ほんまに
……苦手や。




「おーい、亮?」
「なんや、章ちゃんか。誰かと思った」
「なんやとは失礼な。…でも、いつもの亮で安心したわ」


微笑む章ちゃんに俺は怪訝な顔をする。そんな俺に呆れてまた笑う章ちゃん。


「なんや、元気ないんかなあ、思ったんやけど。普通やったなあ」
「普通やったら悪いんか?」
「悪ないよ。普通の方がええわ。その方がみんな安心する」


みんな?
みんなて、誰がそんなこと思うねん。
章ちゃんは優しいからそうやって気遣いながら俺の機嫌とか伺ってくれるんやろ?
でも他はちゃうよ。
優しいのは優しいし、俺もみんなのことは大好きやけど、いちいち干渉し合うような仲ではない。
それは俺の性格も問題やってのは分かってるつもりやし、俺も構ってほしいとかは思ってないから。


でも。


「みんな?」


気になるのは気になるみたいで。
一応な。念のために聞いてみようと好奇心から思ってしまった。


「ん?あー、さっきもな。渋やんが、なんや亮元気ないんとちゃうか?、って気にしとってん。だからな…」

「……へぇ。すばるくんが…」

「って、ちゃんと聞いとるん?」


聞いとるよ。
ちゃんと、すばるくんが気にしてくれた、って事は頭の中に残ってもうたよ。

なんでやねん。
いつも俺の事そんな好きじゃないみたいな態度とってるくせに、そういう事だけは敏感なん止めてや。
どうしたらええか分からんくなる。


「亮?やっぱなんか疲れとるんか?」
「なんでもない。…ちょっと寝不足なだけや」


誤魔化して何とか席を立つ。
心配そうな章ちゃんに、ごめん、と一言。笑顔は作れたから変には思われへんと思うけど。

席を立ち、楽屋を後にしようと視線をあげたら、目の前に座っていたすばるくんと合ってしまった。

なんや。
章ちゃんから変なこと聞いたせいか、俺自身がものすごい気まずい。

でも、逸らす訳にもいかなくて
そのまま歩き出したら
すばるくんはフワリと俺に微笑みかける。

「……………」


その笑顔は、反則や。
ほんまに、メンバーだけの特権やと思う。
あんな笑顔なかなか見られん。
でも、本人に自覚がないから困り者やねん。


ああ。
今日もまた、あの人に俺は翻弄される。
たった一度の笑顔で、縛られたように心が締め付けられてしまう。
それはもう妖艶な呪縛のように。




………ああ。
ほんまに…


「……苦手や」


苦笑した俺は、気づかれないよう楽屋を後にした。



end
魔性の男、渋谷すばる。
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  1. 2013/03/25(月) 02:45:17|
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