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妄想∞すてーたす

∞の現実ネタを取り入れたBL二次小説を創作しております。主にやすば中心ですが、メンバー全員愛してます。

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ふたりの時間∞横すば

なんやろなあ。
こういうのなんて言うんやろ。
喋らんでもいい関係。
あかん、俺アホやから何も浮かばへん。
でも分かることもある。
こいつとやったら何時間でも、何日でも一緒におれんねんなあ、って。



「すばるー」
「ん?」
「あれとってー」
「……ん」
「おー、ありがとう」

なんで分かるんやろ。
自分でも不思議やねんけど、ヨコのことなら誰より分かってると思う。
でもな、たぶんな…


「なあ、ヨコ?」
「なん?」
「あの、あれや。あれ。昨日なあ」
「あー。大丈夫、気にしとらんよ」
「そっか。なら良かった」


なんや。気にしとったんか?
そう笑いながら俺の頭にポンと手を乗せてくるヨコ。
そんなヨコを伺いながら思う。
やっぱり、ヨコもや。
ヨコも俺が全部を話さんでも理解してくれる。
俺だけやない。
ヨコも同じなんや。

なんや。
なんか。
そういうの嬉しいな。
阿吽の呼吸とか言うんかな?
あかん。難しい言葉はあんま使われへんけど、嬉しいことに変わりないわ。


「何?なんか嬉しそうやん、すばる」
「え?…んなことないわ」
「なんで焦ったん?変なこと考えとる?」

なんやねん、変なことて。
俺がいくら変態やからって、いっつも考えとる訳ないやろ。アホか。


「なんでもええやろ」
「ふーん。ええけど?すばるが嬉しそうやと、なんか俺まで嬉しいな」


な、にを言うとんねん!
思わずヨコの顔を見てしまった。
見て、ほんまに嬉しそうな顔で笑うもんやからこっちが恥ずかしくなってしまう。ほんまアホや。


「アホやん。なんちゅー顔しとんねん」
「え?俺、顔出てた?うわー恥ずかしいな!」
「出まくりや!早よ、そのだらしない顔なんとかせえ」
「だらしないってヒドいわー」


恥ずかしくて顔が見れん。
ヨコがアホやから悪いんやで?
俺ばっかこんな振り回されて、納得いかん。なんやねん。


「あーーっ、もう!」
「はあ?何を急に叫んどんねん。びっくりするわ」
「叫びたくもなるわ!この天然横山!」
「天然は俺やないやろ。ヒナやろ」
「普通に返してんな!」


なんやねん、このやりとり。
しょーもないわ。
………
………
……でも。


「わからん!」
「それこそ分からんわ!」


こんな意味のない時間が楽しいてしゃーない。
俺はヨコとおる時間が幸せや。
隣にヨコがいて、ただ何も喋らんと黙って音楽だけ流して。
いく宛も特になくドライブとかして。
たまに喋ったと思ったら、こんなたわいないやり取りで。

他の奴から見たら面白くもなんともない、無駄な時間に値するかもしれん。

でも、俺にとってはめちゃくちゃ貴重で大事なんや。
それは、たぶん。
隣におるヨコも同じで。
お互いが同じこと思いながら一緒におるから、沈黙さえも心地よく思えるんやろう。
同じ想いを抱えるヨコやから、俺のことも分かってくれるんやろう。



「ヨコ……」
「ん?」

「いつも、ありがとうな」


俺の言葉に目を丸くするヨコが面白い。
俺はそんなヨコを見て思わず指差して笑ってしまう。

「なんやねん、ヨコ!その顔!」
「はあ?お前が急に変なこと言うからやろ!改まって何言うとんねん!」
「ははっ!いや、改まってやないと言われへんやん」


まあ、そりゃそうやけど。
ヨコはそう呟いて俯いてしまった。
なんや?恥ずかしいんか?
咄嗟に茶化してやろうとヨコが顔あげるん待っとったら、急にヨコが真剣な顔で……


「愛してるで、すばる」



なんて言うもんだから、思考停止。
さすがの俺もすべての時が止まってしまって、どう返していいか分からず頭の中がグルグル渦巻いてる。
でもヨコの言葉から冗談ぽさは感じ取れなくて、俺は何を思ったか、一生懸命に、「俺も!」と返していた。


そんな俺にヨコは優しく笑ってくれる。
ああ。俺はほんまに幸せ者や。


恥ずかしさのあまり、ヨコの胸に頭をグリグリと押し付け、暖かい掌を頭に感じる。
ポンポンとまるで赤子をあやすかのように撫でられるその手の暖かさが心地よくて、俺はギュッと目を瞑る。


「ヨコ、ほんまずるいわ」
「何がやねん。お前から振ってきたんちゃうんか」
「俺はええねん」
「アホ。それただのワガママや」


クスクス笑うヨコの声が頭に降り注ぎ、なんや、心まで温かくなる。
どこまでも、奥深くまで満たされるような不思議な感覚。
やっぱヨコはすごいな。

改めて実感したヨコの温かさが鼻の奥にツンと染みる。
それが何かは分からへん。
目頭がなんや異常に熱い理由も分からへん。

ただ、そんな俺にヨコが優しい事だけははっきりと分かる。


「なんや…嬉し泣きか?」
「ちゃうわ。花粉症じゃ」


はいはい、そうですか。
じゃあそういう事でいいですけどね。

そう言って嬉しそうに笑うヨコの顔があまりにも温かくて
俺は霞んでいく景色に優しく微笑んだ。



end
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  1. 2013/03/21(木) 01:55:11|
  2. 横すば
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